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JCT第6回青少年強化合宿キャンプIN四国! 「JCT 海を渡る」の巻
1996年 9月8日(日)〜14日(土) 東京近郊に甘んじていた我々JCTのキャンプも今回遂に海を渡ることとなった。そこで、漠然と「四万十川に行こう」ということになって、今、四国にいる。
9月8日〜9日 さて、またまた俺、出雲の番じゃぞい。まあ、そう恐がらず読んで下され。今、四万十川沿いを走っている。思ったほどきれいじゃないけど、雨が降ったせいと信じることにしよう。さっき、一ヶ所ポイントを見つけたけど“保留”にした。去年のパターンだ。 四万十川を更に上流に向かって走って、最上流の日吉村に着いた。かなり期待していたが、川は狭すぎ、テントを張れるような河原もなくて、がっかりした。外は薄暗くなり、いよいよ時間に追われてきた。下流に戻ろうということになり、足早に日吉村を後にした。やはり、“日吉”は使えないところだった(注:大学のキャンパスも日吉というところにあるから)。そして、「保留」地点の近くまで戻ってきたところで、みんなでどうするか話し合った。その結果、「保留」地点はイコール「ボツ」だということになって、目指すは一つ、海である。(ワァ〜、トンネルだー!)それから、国道とは呼べない、クソ狭い国道を約1時間かけて、海に着いた。(文責:浅里)
海につく手前、四万十川下流の河原にテント張れそうなところを発見。そこへおりていくが、何やら車がとまっている。夜だったので暗くてよく見えなかったけど、それは右翼の車だった!!それをみて、あわてて逃げ帰った。対岸におりていった。踊ってる人たちがいるくらいで大丈夫そうだったが、奥にナゾの車。そいつが追いかけてきた。また戻ることにした。次、トンボ公園というところを目指していった。でも、ついてみると、夜間駐車禁止で、入れなくなってる。チクショー!! 10日(火曜)
コバが一番に起きた。AM5:00!!出雲が最後7:30。俺らがとまってる駐車場に次々とサーファーの車が入ってくる。どうやら俺らのテントがジャマらしい。が、かまわず飯をつくる。
PM4:00、テントを張りはじめる。5人しかいないのに、5人用のドーム型テントと8人用の特大テントを張った。贅沢だ。その後、しばらくして夕食を作り出した。この日(10日)のメニューは、カレーライス、ゴボウの入った味噌汁、両方とも素晴らしくうまかった。特にゴボウ味噌汁は、ゴボウのだしが効いていて、しみじみとうまい。またチャレンジしたい一品。明るいうちに夕食を終えることができた。これはJCTにとっては、かなりめずらしいことと言える。暗くなってからは焚き火をし、話をした。石油ランプは2つ持ってきているが、ペットントン(羽虫)がうるさいので消した。夕方は雲の多い天気だったが、夜になると雲が消えて、空一面に夥しい数の星が見られた。このまわりには全くといっていいほど、電気がなく、また、空気がきれいであるという好条件が揃っていて星空がやけにきれいだ。部屋割りをして、1人:2人:2人にして、10:00頃消灯。浅里、出雲、小林は流れ星を見るために外で寝袋に入って空をしばらくの間見た。一つだけ流星を見ることができた。浅里、出雲は初めての体験で顔を赤らめていた。10:30頃、皆テントの中に入った。夜はかなり冷え込む。やっと落ち着ける場所で眠れた。いい一日だった。
11日〜12日 コバまたまた5時起き。天気は晴れ。まず朝は目の前の川で釣りをした。コバのさぐり(手掴み)でとったカジカ2匹を含めて計10数匹。なかなか大漁だ。しかし、暑いし背中がヒリヒリする。で、メシを作り出す。ごはん、味噌汁、野菜炒め、納豆、魚塩焼き。(文責:出雲)
で、午後はタツオ君とスドウが買い出しに行く。俺らはつりetc。買い出し組も帰ってきて、メシの準備をはじめたところ、魚が釣れ出す。バンバン釣れて、30匹くらい釣る。大漁だ〜! 疲れたので5人とも11時に寝た。外は雨が少し降っていた。(文責:浅里)寝た後、雨の勢いが増したらしいが、浅里とその他の数人しか気付かなかった。寝静まった11時半頃、飛んでもないことが起こった。バカデカテントが雨の重さで崩れたのだ。ウワーウワー、たいへんだー。8人用のバカデカテントに泊っていたのは、浅里、出雲、小林。おれ(小林)は1人で寝ていた。だから、パニクった。入口がどこか分からなかったし、天井は落ちて何がなんだかわからないし、出雲は「ウオー、出口はどこだー」と叫んでいるし、雨は激しさを増すしで、ひどく動転した。てっきり川が増水してテントが流されかかっているのかと思った。でも、水の重さでテントがつぶされたことを知るとホッとした。しかし、川の水位は確実に増してきていて、我々は避難することにした。とにかく雨がひどくて、その中での撤収作業はたいへんで、みなビショグショで、もう嫌こんなの!って感じ。(文責:小林)
それでは、他の自己の体験者にその時の様子を語ってもらいましょう。 (浅里)「おれは出雲と同じテントにいた。大雨で音がうるさくなったので寝付けないでウトウトしていた。すると突然“ガチャーン”という音とともに天井が落ちてきて、おれの下半身は水も重みで押しつぶされた。どんどん水が入ってきて、床に水がたまり、横にあったカバンは水につかっていた。とりあえず財布を持って避難した。まさに“寝耳に水だ!”」
ビショ濡れ撤収作業の死闘は30分以上続いた。AM12:32、我々の2台の車は水位の増しつつある河原を後にして、どうにか道に出た。それからが問題だった。行くあてもないし、かといってそこに居残るつもりもない。我々はついに徳島へむかうことにした。朝には辿り着く計算だった。長い長い道のりでした。途中、暴走族が出現して、ノロノロ運転にさせられた。走り回るのは自由だけど、人サマに迷惑をかけちゃいけないとオジサンは思いました。我々5人は、1人残らず疲れ果てて、朝の6時ちょっと過ぎに徳島に辿り着いた。いくらローテーションで運転してもダメ。もう果てたね。国道195号線は2車線だけど、1車線がたいへん狭く、センターラインから常に車がはみ出ていた。なんだか落着かない道でした。(文責:小林)
で、徳島に着いてから休めそうなところをさがしていくつかの公園をまわったがダメ。途方に暮れて、眉山の広場でコンビニ飯を食っていた。そこに、犬を3匹つれたオバチャンが登場。我々は聞き込みを開始した。すると、そこでナイスな証言をゲット!ドライブウェイを登ると広場があるという。トイレも水道もあるが、テントを張ったら怒られるかも、とのこと。我々は早速そこへむかった。広場へついた。きれいだ。確かにテントを張ったら怒られそうな気もするが、とりあえずここで寝ることにした。ところで、景色がバツグンだ。風がなければ、かなり過ごしやすいだろう。とにかく、我々はテントを真ん中の芝生の上に張った。で、テントの風下に銀マットと寝袋を並べて寝た。PM2時頃、目を覚ます。で、しばらくまったりしてから、メシをつくりはじめた。豆腐なしマーボーだ。味噌を忘れたので、味噌汁は作れず。これは痛い。野菜がムダになっちまうよ。(文責:出雲)結局、夕メシは死ぬほどの量のご飯とマーボーだけになったが、マーボーは豆腐こそないが、マーボーの味がし、良かったと思う。メシの後は皆でまったりと語らい、PM9:30頃には消灯。かなり早かったが、皆眠る。(文責:須藤) 13日(金) 今日は四国を発つ日だ。朝6時起床。猛烈な雨がかなりムカつく。とりあえず雨が小降りになるのを待って、急いで片付けをする。残った米と野菜はムダになった。(文責:出雲) 車を発車しフェリー乗り場へ向かう。9時前に着き、軽くラーメン等を食う。手続きをして、今、まったりしてるところだ。10:40過ぎ、遂にフェリーに入る。しかし、車の搬入が遅く、定刻より40分遅れの11:40に出発というアナウンスが入ったところだ。(文責:高橋竜雄)
遂にフェリーが出発する。早速、出雲、小林は眠る。たぶん、疲れているんだろうね。須藤、タツオ、浅里はシャワーを浴びにいって、体を久しぶりにさっぱりさせる。そして、その後は全員眠る。(文責:高橋竜雄) 現在PM2時少し前。フェリーが出航してから2時間が経つ。俺は軽い昼寝から覚め、そろそろシャワーか風呂に行きたい頃だ。(文責:出雲)
今PM3:12。オレ(小林)は長い昼寝から覚めて、風呂に入ってきたところだ。日焼けがやけに痛かったが、気持ち良かった。フェリーがかなり揺れてきた。風呂も揺れていて、たいへん面白かった。さて、この辺で今までのキャンプのまとめ的なことを少し書いておく。まず、四国に来て感じたことは、人がすごく優しく、寛容な心を持っているということ。東京とは何かが違うと思った。昨日も地元のオバチャンの言葉がなかったら、キャンプ地を見つけられなかったかもしれない。でも、天気はひどく排他的だと思いましたね。まあ秋雨前線がちょうどこの時期、勢力を増すということも重なったのだとは思うが、今回のキャンプで天候に悩まされたのは事実ですね。でも、面白かったなあー。JCT的な精神傾向として、ハプニングを喜ぶ、というのがある。平凡に平和に、滞りなく事が運ぶことを願いながら、常に何か変わったことは起らないかと待っている。だから、JCTは続くのだろうと思う。好奇心の塊だからね。今回キャンプ地が四国に決まったのは、事の成り行きである。誰かがボソッと呟いたことがJCTでは実現する。次回のキャンプ地もそうやって決まっていくのだろうと思う。それでいいと思う。今回の四国キャンプはまあボチボチ成功だったと今感じている。その理由は、@皆無事に生きているA皆の心の中に何かしらの思い出ができたBノグ検正式発足Cハプニングがあったetc.
今PM5時。皆寝ているようだが、オレ(須藤)は一人起きていて暇なので、今回のキャンプを振り返ってみようと思う。今回のキャンプのテーマとして挙げたいのが“死ぬほど”という言葉だ。車に乗ってた時間、走行距離、降水量、メシの量、フェリーの揺れなど、どれをとっても死に値する。まあ、JCTの合宿は平凡に終わらないということか。コバも書いていたが、心のどこかにハプニングを求めていて、ハプニングが起きてもやはり心のどこかで楽しんでいる人じゃないかな。四万十川でのJCT最大の危機でも、脱出した後は何だか楽しいことがあったかのようにテント崩壊の話をしたっけ。オレも経験してみたかったなー。チェッ!今までいろいろなキャンプをしてきた訳だけど、キャンプを繰り返す度に一つ成長しているような気がする。JCTのキャンプはサバイバル的でハプニングも続出するし精神的に強くなるんだろうね。これからもキャンプを重ねていけばかなり強い人間になれそうで楽しみだっさー。次はどこへ行こうか、まあその時になるまで分かんないけど。揺れて気持ち悪くなったから寝る。(文責:須藤)
今、PM6:31。便所に行ったら、ゲエゲエ吐いている奴がいた。この揺れじゃたまらないよ。寝ているしか生きてきる方法がない。今の俺のように下をむいて文字を書くなんて、自殺行為に近い。外は雨だ。いや、強風を伴った嵐だ。ひどい揺れで、歩くとG(重力)が軽くなったり重くなったりするから、ひどく歩き難い。Gが軽くなる時は、月に着陸したアームストロング船長のように飛び跳ねながら歩けるが、Gが強くなると、界王様のところでの孫悟空のような歩き方となる。ウー、気持ち悪くなってきた。
今AM3:15。おれ(高橋竜雄)は起きてしまった。いつの間に消灯されたのかもよくわからないが、激しい揺れも収まり、気持ち悪さも解消され、すっきりした気分だ。時間帯がメチャ早いせいだろう、皆全員眠っている。当り前か。後約2時間で東京に着く。6日間東京を離れただけなのに、メチャ久しぶりのような気がするのはオレだけなのだろうか。この夏休みは1ヶ月と1週間半東京を離れ動いていたので、残りの一週間は家で大人しくしてよう。 AM5:10。俺も(出雲)も眠りから覚めて気持ち悪さから回復できたので、そろそろキャンプのまとめを書こう。今回俺は四国は初めてだったので、まずそれで感動。あと何と言っても海が最高に気持ち良かったなどと良かったことは数限りなく、一方、様々なハプニングも起こった。しかし、それも実は楽しいことに結局は感じてしまうのだ。JCTのキャンプはこうでなくちゃダメだな。他にも書きたいことはあるけど、もう東京に着くということで、ここで筆を置きます。(文責:出雲)
もうすぐ東京に着くが、ここで浅里にバトンタッチ。コラムでの登場ばかりだったので、久し振りに書く気がする。今はAM5:20。今回のキャンプでは、まず四国の四万十川に行って釣りをする、という目標が達成されてたいへん満足している。キャンプにはハプニングが付き物だが、今回のキャンプでも大雨による避難があり、以前にも増して激しいものだった。さらに、新しい8人用テントも崩壊した。修理に出さないと使えなくなってしまったなあ。今考えてみると、そんなハプニングも全部楽しい思い出である。フェリーの揺れの気持ち悪さからも解放されて、今はすっきりしている。これでキャンプが終わりだと思うとつまらないなあ。夏休み、残り1週間はレポートをやろうということで、今解散しようとしているところだ。 四国キャンプ記録終了 |