2007年4月18日(水)

トピック13 もっと「ひらがな」を使おう!

 パソコンで文章を書く場合、むずかしい漢字でも一瞬で変換できてしまうので、意識せずに書いていると、文章の中に漢字が多くなってしまう傾向があります。
 一般的に、文章全体に占める漢字の割合が4割以下のとき、その文章は読みやすいといわれており、3割以下であるとすこし幼稚に見えます。5割以上では硬い印象を与える文章になってしまいます。
 ひらがなは、その形が曲線的かつ女性的で、やさしさ、やわらかさが感じられます。漢字は直角的で男性的な印象でしょうか。
 以前、日本経済新聞の社説に含まれる漢字の割合を調べてみたら、5割以上ありました。男性ビジネスマンを強く意識した文章といえましょう。
 読者ターゲットや伝えたい内容、読者に与えたい印象によって、漢字とひらがなの割合を変えていくことが大切です。
 しかし、一般的には、漢字の割合が高すぎる文章が目立つので、ひらがなを意識的に多く使うように心掛けると、見栄えの良い文章になります。

2007年4月17日(火)

トピック12 文体を統一する

 文章には大きく分けて、「~だ」「~である」で文が終わる「だ・である調」と、「~です」「~ます」で終わる「です・ます調」の二つの文体があります。どちらを選ぶかは自由ですが、大切なのは文章全体の統一感です。書き出しは「だ・である調」で書いているのに、途中で「です・ます調」になってしまってはいけません。
 「です・ます調」は書くのが簡単なように思われるかもしれませんが、実は「だ・である調」で書くよりも数段に難しいです。いま「難しいです」と書きましたが、この表現、どこか変だと思いませんか。そうです、「です・ます調」では形容詞が使いにくいのです。「あの花は赤いです」と書くと、どうも違和感があります。形容動詞の場合は、「あの花はきれいです」と、ふつうに活用できます。
 また、「です・ます調」では説明がまわりくどくなり、文章全体が間延びしてしまう傾向があります。
 文章作成の基本は「だ・である調」と覚えておきましょう。

2007年4月16日(月)

トピック11 伝えたいテーマを決める

 徒然なるままに、思ったことを書いていけば一応の文章はできあがります。しかし、それでは読者に楽しんで読んでもらえるエッセイにはなりません。
 エッセイには一応のテーマが必要です。何をもっとも伝えたいのかを考え、その軸を初めに決めてしまうのです。それが決まると、文章全体の構成がしっかりと考えられるようになります。
 日記では、朝起きて何を食べて、どこへ行って、誰と会ったかということを記録として書けばいいのですが、そういった文章を読みたいと思う人はあまりいません。もちろん、日記にもおもしろいものはあります。そこにはきちんと作者の視点があり、意見が入っているのです。
 ひとつの事実をどのようにとらえ、独自の切り口で書いていくかということがエッセイには求められます。
 エッセイを書き始める前に、まずは伝えたいことをしっかり決める。楽しんで読んでもらえるエッセイを書くためには、その作業をすることが大切です。

トピック10 段落の書き出しは一マスあける

 原稿用紙でもウェブサイトでも、文章を書く際には段落の初めを一マスあけることが原則です。ただし、行頭が会話文などの「」(カギカッコ)で始まる場合は、一マスあける必要はありません。

(例文)
 いかりや部長は部下の高木を今日も叱っていた。
「まったく、お前ってやつはどうしていつもこうなんだ!」

 段落での改行については人それぞれに考え方が違うので、何が正しいとは一概に言えません。漫画家であり卓越したエッセイストでもある東海林さだおさんは、一文ごとに改行しています。
 一般的には、まとまった意味のある文章を一段落として扱います。一段落ごとに改行し、新たな段落では一マスあけて文章を続けていくのが一般的なルールです。
 HTML言語では、段落は<P></P>で表すため、段落ごとに一行あきにして書くこともよく行われています。長文をパソコンの画面で読んでもらう場合、段落ごとに一行あけにしたり、行間を調整して読みやすく工夫しましょう。

トピック9 エッセイを書く楽しみ(5) 仲間が増える

 特定のテーマに絞ってエッセイを書いていると、共通の興味や趣味を持っている人が集まってきます。そして、ブログのコメントやメール交換がきっかけで、どんどん仲間の輪が広がっていくのです。ある程度の人数が集まると、オフ会を開けるようになるかもしれません。
 サイトによく通ってくれる常連さんは、厳密にいうと文章を読みに来ているのではありません。作者に会うために通ってくれるのです。ありがたいことですね。エッセイサイトを運営して仲間の輪が広がっていくのは嬉しいものです。
 また、エッセイサイトがきっかけになって仕事に結びつくことも起こります。その場合は、書くテーマを広く浅く取り上げるよりも、情熱を持って、深く掘り下げて書いていったほうがいいでしょう。
 作者がワクワクと楽しくエッセイを書いていると、その楽しさは伝染するものです。自分が書いていて楽しくなるようなことをテーマに取り上げることが、仲間を増やす秘訣です。

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