2007年5月23日(水)
トピック38 ユーモア文章術(7) 変な比喩
前回のトピックで比喩の使い方について解説しました。これをうまく応用すると、ユーモアのある文章を書くことができます。
ザ・ドリフターズのいかりや長介さんは生前、メンバーの高木ブーさんについて、たしかこんなことを語っていました。
「彼はドリフにとって足の小指のようなもので、いなければいないで、ドリフとしてうまく立っていられないんです」
高木ブーさんのコメディアンとしての才能はあまりないことを認めつつも、ドリフにとっては欠かせない存在であることを「足の小指」に喩えて語ったのでした。
変な比喩を考えるには、想像力をフルに働かせ、読者にイメージを伝える必要があります。
(例文)
私の胃袋はたいへん丈夫で、海外で生水を飲んでも、宝くじを買うようなものである。
「当たらない」ことを宝くじを使って喩えています。このように、駄洒落と比喩を混ぜて使ってもいいでしょう。遊び心のある比喩は、読者に新鮮な驚きと笑いを与えます。
