2007年5月7日(月)

トピック27 5W1Hについて

 小学生のころ、作文の基本として5W1Hについて教わったことがあるかと思います。わかりやすい文章を書くには、「いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのようにして(How)」を押さえることが大切です。この原則は小学生でもわかるほどシンプルですが、新聞記者でも使っています。
 エッセイを書く際にも、この原則はたいへん役に立ちます。しかし、いつ、どこで・・・という順序で書く必要はまったくありません。文章全体の構成は、いくらでも工夫できます。

(例文)
 いかりや先生は教室に入ってくると、いつものダミ声で挨拶した。
「オイッス!」
 昭和六十年、つくば科学万博が開かれ、街にはチェッカーズの曲が流れていた年、私は私立・高木小学校の三年生だった。

 このように、「いつ」を後で書くことで、時代の印象を強めることができます。エッセイの終わりのほうまで、「いつ」や「誰か」ということを謎のままにしておいて、最後に判明させるような文章もおもしろいでしょう。

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