2007年5月2日(水)

トピック22 ユーモア文章術(1) 意表を突く

 人は言葉によって傷つくこともあれば、癒されたり、勇気づけられたりします。言葉はときに武器ともなれば、薬にもなります。書き手は常に「言葉の力」を頭に入れて文章を書いていく必要があると考えています。
 さて、今回から何度かに分けて、ユーモア文章術について解説していきます。文章によって人を笑わせるには、いくつかのコツがあるようです。
 その一つが「意表を突く」こと。人の脳は、いつも何かを予測していますが、それが外れると、一瞬、脳に空白の時間が生まれ、そこに笑いが起こるのです。

(例文)
 仲本はエリートビジネスマンである。今朝も通勤電車の中で吊革につかまり、日経新聞を真剣に読んでいた。スーツの前のチャックが全開なのに気づかないまま。

 まずは読者に特定のイメージを与えて、何かを予測させつつ、それをあえて外すところにユーモアが生まれます。
 日常生活の中でも、あちこちにユーモアの種が見つかります。笑いを見つけるアンテナを常に張り巡らせておきましょう。

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