2007年5月2日(水)
トピック21 切り捨ての美学
日記であれば、その日にあったことなどを羅列していけばよいのですが、エッセイでそれをやってしまうと、まとまりのない文章になってしまいます。
文章を書いていると、あれもこれも書いておきたいという衝動に駆られることがあるでしょう。しかし、それはほんとうに伝えたいことなのか、よく考えてみる必要があります。余計なことを書いたばかりに、エッセイで伝えようとしたテーマがぼやけてしまうこともよくありますから。
推敲する際には、「どこを削るか」「どこをもっと膨らませるか」を考えてみることをお勧めします。「せっかく書いたんだし、削るのはもったいないなあ」という思いも湧いてくることでしょう。そこをいかに潔く切り捨てるか。
文章を削る練習として、まずは1000字でエッセイを書いて完成させ、このエッセイを400字にしてみましょう。文章のエッセンスをギュッと凝縮させるのです。引き締まった筋肉質の文章は、こうしてできあがります。
