2007年4月30日(月)

トピック18 文末の表現を変化させる

 読んでいて眠くなる文章には、どのような特徴があるでしょうか。その一つに、文末表現の単調さが考えられます。

(例文)
 高木は同僚の仲本を誘って、銀座へ飲みに行った。二人は行きつけのバーに入った。そこには、上司のいかりや部長がいた。二人は慌てて店を出た。

 このように、文末に「した」という表現を続けて書くと、文章が単調になります。「である」や「だ」「です」なども同様です。少なくとも、前の一文とは違った文末表現になるように工夫しましょう。

(例文)
 高木は同僚の仲本を誘って、銀座へ飲みに行った。行きつけのバーに入って二人が目にしたのは、なんと、上司のいかりや部長である。二人は慌てて店を出た。

 前述の例文を少し修正してみました。過去のことを描写するときでも、現在形の表現を使うことによって、リアル感や緊迫感を出すことができます。
 文末表現を変化させるだけで、文章全体がいきいきとしてくるのがわかるかと思います。

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