2007年4月30日(月)
トピック17 句読点の打ち方
読点(、)と句点(。)の打ち方で、句点のほうは誰でもわかります。文の終わりに打つ。難しいのは読点の打ち方です。
読点は、以下のようなときに打ちます。
1.文の継ぎ目(息継ぎ)
2.文の意味を明確にするとき
1は、読者に息継ぎをさせると考えるとわかりやすいでしょう。プールで25メートルを泳ぐとき、息継ぎしながら泳げばそれほど疲れません。
2は、少し解説が必要です。たとえば、「ミヨちゃんのことが大好きなカトちゃんの親友」という表現があったとしましょう。このような場合、ミヨちゃんのことが大好きなのはカトちゃんなのか、カトちゃんの親友なのかが、はっきりしません。「ミヨちゃんのことが大好きな、カトちゃんの親友」とすると、「カトちゃんの親友」に前の修飾句がかかることになり、意味が明確になります。
ここでは極端な例文を挙げましたが、それ以前に、紛らわしい表現をしないように工夫したほうがいいでしょう。

初めまして!チャラと申します。
ここの講座はわかりやすく、本当に親切に書いていただいて、すごく勉強になります。
ありがとうございます!
初めてで、あつかましいお願いなのですが…エッセイの作法でわからねい部分があります。
それは「 」の使い方です。人との会話に「」を使用せず、
例文
彼は言った。俺だってそうしたいさ。でもそれをあいつが認めない限り、どうしようもないのさ。わたしは彼のその言葉に呆然とした。
↑のように 。で区切りながら会話の部分を表現していいのでしょうか?
学校の作文では、会話は「 」にするように言われました。
でも会話の多い、文章だと「 」だらけになって読みにくいですし、だからといって、。で区切りすぎると会話と、心の思いとの境界線がわからなくなってしまい、困っています。
どうか!ご教授くださいませ。
また、自分の心のつぶやきなどは( )を使ってもいいでしょうか?
その辺の決まりを全く知らないのです。
よろしくお願い致します。
コメント by チャラ~♪ — 2007年5月28日 @ 4:48 AM
チャラ~♪さん、いらっしゃいませ!コメントありがとうございます。
会話文の「」についてのご質問ですね。
エッセイでは一般的に、会話文は「 」で書くことになっています。その際のポイントは、○○は~と言った、という説明文を書かないでも、その会話が誰のものかがわかるように文章を書くことです。通常、「~と言った」は省かれることが多いです。
また、「 」の中で、会話文を。で区切りながら表現してもOKです。
例文
「俺だってそうしたいさ。でも、それをあいつが認めないかぎり、どうしようもないのさ」
わたしは彼のその言葉に呆然とした。
小説は書いたことがないのでよくわからないのですが、エッセイでは、あくまでも文章が主体で、会話文はあまり多くなりすぎないように、バランスを考えて書くようにしたほうがいいようです。
心情は、地の文章の中で表現するか、会話文から心情が浮かび上がるように書いたほうがいいと思います。
つぶやき(独白)については、地の文章の中で表現する場合と、「( )」で書く場合がありますが、後者はあまり見かけません。
例文
「俺だってそうしたいさ。でも、それをあいつが認めないかぎり、どうしようもないのさ」
じゃあ、どうすればいいのよ……。わたしは彼のその言葉に呆然として、心の中でつぶやいた。
例文
「俺だってそうしたいさ。でも、それをあいつが認めないかぎり、どうしようもないのさ」
わたしは彼のその言葉に呆然とした。
「(じゃあ、どうすればいいのよ……)」
このような説明で、少しは参考になったでしょうか?
小説のような文章は書いたことがないので、会話文やつぶやきなどの表現方法についてはあまり詳しくないのですが、一般的な文章作法としては、以上のような感じです。
それでは、また何かご質問がありましたら、いつでもコメントください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
コメント by koba — 2007年5月28日 @ 10:33 PM
koba先生へ
こんなに早くに返信コメントを頂き、丁寧な添削まで、本当にありがとうございました。何分…当方はエッセイの心得もなにも勉強したこともなく、このサイトに出会えて大変幸せです。
昨日は夢中になって、先生のトピックの注意点を拝読させていただきました。
自分が書こうとしているエッセイのどの辺りがおかしいのか、エッセイの中に先生のトピックナンバーを入れて、反省しながら書き直しております。
わからないことだらけで、トンチンカンな質問もするかと思いますが(汗)、今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。
「本当にありがとうございました!」
コメント by チャラ~♪ — 2007年5月30日 @ 3:26 AM
チャラ~♪さん、コメントありがとうございます。
少しは参考になれたようで、嬉しいです。
エッセイは基本的に自由に書けばいいのだと思いますが、基本的な文章作法を知っておくと、表現に幅が出てきますからね。
僕もまだまだ勉強中です。一緒にがんばりましょう!
毎日のようには更新できませんが、今後もマイペースに更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
コメント by koba — 2007年5月31日 @ 9:09 PM